
2025.05.08
川口市で瓦部分葺き直し工事を実施しました! 川口市にお住まいの皆さま、こんにちは!街の屋根やさん越谷店です(*'ω'*)今回は、埼玉県川口市にお住まいのお客様より「最近、雨漏りしているので一度見てほしい」とお問い合わせをいただき、【瓦部分葺き直し工事】を行いました!瓦…

川口市にお住まいのお客様より、「屋根の上に白っぽい石のようなものがある」とのお問い合わせをいただきました。
点検と、必要であれば瓦の修理をお願いしますとのこと・・
築43年になるセメント瓦屋根で、棟瓦を固定している漆喰(しっくい)やモルタルが風化して崩れ、瓦が不安定な状態になっていました。
このまま放置してしまうと、台風や強風時に瓦が落下する危険性もあるため、棟瓦の「取り直し工事」をご提案&ご依頼いただきました🙆
「瓦屋根は一度施工すれば、一生メンテナンスはいらないんでしょ?」
実は、そんなふうに思っていらっしゃる方も少なくありません。
確かに、瓦自体の耐久性は非常に高く、50年〜100年もつと言われるほど丈夫な素材です。
しかし、実際に屋根を守っているのは瓦だけではないんです。
たとえば──
瓦を支えている下地の木材(棟の芯木など)
雨水の侵入を防ぐ漆喰(しっくい)
瓦のズレを防ぐ釘や銅線などの固定材
瓦の下に敷かれている防水シート(ルーフィング)
今回のお客様も、「屋根の上に白い石のようなものが落ちている」と不安に思われたことがきっかけでした。
これは棟部分の漆喰が風化して剥がれた状態で、長く放置すると棟瓦の崩れや雨漏りにつながる恐れがありました。
このように、瓦屋根であっても“瓦以外”の部分の点検と修理がとても大切なんです。
屋根の上はなかなか見えませんが、少しでも以下のような症状に心当たりがある方は、点検をおすすめします。
✅ 瓦がずれている・浮いている
強風や地震の揺れで、瓦が本来の位置からずれてしまうことがあります。
放っておくと、雨水が入りやすくなり、下地を傷めてしまう原因に。
✅ 瓦が割れている・欠けている
経年劣化や飛来物の衝突などで、瓦が割れることがあります。
割れた部分から雨が入り、少しずつ雨漏りへとつながることも。
✅ 棟瓦の傾き・漆喰の劣化
屋根のてっぺんにある棟(むね)瓦の下には、漆喰(しっくい)が使われています。
この漆喰が崩れたりはがれたりすると、棟瓦がグラグラになってしまいます。
✅ 雨漏り
天井や壁にシミができている場合、瓦の不具合から雨水が入り込んでいるかもしれません。早めの調査が大切です。
これらはすべて、「瓦修理が必要なサイン」かもしれません。
お家を長く大切に使うためにも、屋根の状態を正しく知ることはとても大切です👌
棟瓦(むねがわら)とは、屋根の頂上や端にある、瓦を積み上げて固定している部分のことです。屋根全体の安定性を保つ重要な役割を担っています。
この棟部分には漆喰やモルタルで固定する伝統的な工法が多く、年月が経つと自然に風化してしまいます。
棟瓦の取り直し工事とは、一度棟瓦を取り外して、内部の土台(葺き土や漆喰)を新しく作り直し、再び棟瓦をきれいに積み直す工事のことです。
簡単な補修ではなく、しっかりと基礎から組み直すため、今後20年以上の耐久性が期待できる工法です。
以下のような手順で作業を行いました。
まずはドローンや屋根に登って、劣化状況を詳細にチェック。
漆喰の剥がれや、棟のゆがみ、瓦のズレなどを確認しました。
安全に配慮しながら、既存の棟瓦と中の崩れたモルタルを丁寧に撤去しました。
この時、周囲の瓦に傷をつけないよう細心の注意を払います。
下地に南蛮漆喰などの防水性の高い材料を使用して、棟の基礎をしっかり作り直します。
この工程が今後の耐久性に大きく関わるポイントになります。
一枚一枚丁寧に瓦を積み上げ、金具や釘でしっかりと固定。
見た目も美しく仕上がるよう、真っ直ぐ・均等な積み方を意識しています。
南蛮漆喰は、一般的な白い漆喰に比べて粘りがあり、耐久性が高いのが特徴です。
主成分は消石灰(しょうせっかい)に加え、防水性を高めるための合成樹脂や繊維質などが含まれています。
さらに、色は黒っぽい仕上がりになり、セメント瓦との相性も良く、見た目にもなじみやすいため、今回のような工事に適しています。
✅ 防水性が高い … 雨の多い地域や風が強い場所でも長持ち
✅ 割れにくい・はがれにくい … 柔軟性があるため、地震や経年変化にも強い
✅ 施工性が高い … 職人によるきれいな仕上がりが可能
✅ メンテナンスの間隔が長くなる … 長期的に安心できる素材
せっかく棟を取り直すなら、「次の修理まで長くもたせたい」「雨漏りの心配を減らしたい」と思いますよね。
そのため、私たちはお住まいの状況に合わせて、適した素材選びを大切にしています。
今回使用した南蛮漆喰も、今後の耐久性を考えたうえで最適な選択となりました🙆
工事が完了した後、お客様よりこんな温かいお言葉をいただきました🎶
このようなお声をいただけることが、私たちにとって何よりの励みです。ありがとうございました🙇
今後も地域に根差した瓦修理専門店として、一軒一軒、丁寧に心を込めて対応してまいります。
「瓦の修理って、いくらぐらいかかるの?」
ご相談いただく中でも、とても多くいただくご質問です。
今回の川口市での築43年のセメント瓦の棟瓦取り直し工事の場合、棟の長さや瓦の状態、補修の規模にもよりますが、
おおよそ 15万円〜30万円前後 のご予算で対応させていただいております。
ただし、実際の費用は以下のような条件によって異なります。
棟の長さ(メートル数)
セメント瓦の傷み具合やズレの程度
棟の中の漆喰や芯木の状態
足場の有無(設置が必要な場合)
特に築年数が経っている屋根は、見た目以上に内部が劣化していることもあります。
お客様のご予算やご希望に合わせて、
「今必要な修理だけ」を行うことも可能ですので、無理なご提案はいたしません。
川口市には築30年を超える住宅も多く、セメント瓦や和瓦の屋根をお持ちのご家庭からのお問い合わせが年々増えています。
私たち、街の屋根やさん越谷店は地域密着で、お住まいごとの屋根の特徴や気候条件に合わせたご提案を心がけています。
「瓦が落ちそうで不安」
「他社に高額な見積もりを出されて困っている」
「まずは相談だけでもしたい」
そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください📞📩
まずは現地調査を行い、お見積もりは無料でご提出しておりますので、ご不安な方はお気軽にご相談くださいね🙋
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