三郷市で雨漏りをしている瓦屋根の葺き直し工事を行いました

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三郷市で雨漏りをしている瓦屋根の葺き直し工事を行いました

防水紙施工

三郷市の瓦屋根葺き直し工事の続きです、前日に瓦を剥がす工事をしたので本日は防水紙を古い防水紙の上に重ねて貼っていきます防水紙は瓦がずれた時や飛んで行ってしまった場合に屋根裏などに直接水が回らないようにする大事な役割もあるので重ねしろを合わせてタッカーと言うデカいホチキスでシートを止めていき隙間から水が浸入しないように貼っていきます屋根の谷など水が回ってしまいそうなところはあらかじめ防水テープを貼って処理することもあります、そのため防水紙がきれいに施工してあれば屋根に何かあった時もすぐには雨漏りなどもしません。瓦屋根の一次防水は瓦で二次防水は防水シートですこの両方の防水がきちんと施工して揃ってこそ本来の防水としての性能を発揮します、天井に雨染みが出来ている場合などは二次防水の防水シートが破れていたりしてそこから雨漏りしている可能性もあります。

瓦桟施工

防水紙を貼っていき瓦桟を付ける前に棟瓦からの隙間から入ってきた水を下に流す道を確保するために屋根下地の縦方向に厚みのあるテープを貼っていきます厚みがあるテープを貼らないと瓦桟で侵入した水が止まってしまい瓦桟の腐食や腐食したところからの雨漏りなどをしてしまうため昔はついてない家が多かったのですが最近は瓦屋根葺き直し工事などでは基本工事になります、そして瓦桟を瓦の取付幅でとりつけていきます、瓦桟とは瓦を引っかけて止めるための木できた下地です最近はアルミ製のものなどもありますが今回は木を使わせていただきました。

軒瓦葺き　袖瓦葺き

瓦桟を屋根全体に取り付け終わり瓦の葺き直しを施工していきます、まず初めに軒先に付ける軒瓦を下一列横に葺いていきます、最初の一列目の瓦なので曲がったまま葺いて行ってしまうとだんだん上に行くにつれ瓦がずれてきてしまう為慎重に葺いていきます、次に屋根の端に葺いていく袖瓦を葺いていきます袖瓦もまっすぐに葺いていかないとそのあとが曲がってきてしまいますなので棟から軒先にかけて糸を張ってまっすぐ葺くためのラインを出します。
ここまでで本日の作業を終え次の日の段取りで瓦桟上に使う枚数の瓦を配っていき終了です。